柑橘類の「津の輝」です。
「津の輝」は、1984年に農研機構(旧農林水産省果樹試験場)において、タンゴール「No.14(清見×興津早生)」を種子親に、
「アンコール」を花粉親として交配し、育成された中世のタンゴールであり、2009年3月に品種登録されました。
収穫期は露地栽培の場合は1月中下旬から2月上旬、施設栽培の場合は12月上中旬です。
果実は扁球形で180グラム程度、施設栽培では250グラム前後となります。
果皮は赤みがあり、手で剥くことができ、じょうのう膜は薄く、
果汁が多くアンコールのような芳香があり、
糖度は水田転換園においても13度程度となるため、食味は良好です。
蜜柑にも 自転の力 籠あふれ/河野薫