「ブンタン」の新種「紅まどか」です。

 

 紅まどかは、食品産業技術総合研究機構が長崎県口之津町において1

耐寒性や短病勢などに優れた「平戸文旦」の花粉を交配して得られた交雑実生から

選抜、育成した大玉の柑橘で、分類上はブンタンの一種となります。

果実の大きさのわりに果肉は小さい。 果肉は薄くピンクがかっているのが特徴。

 1993年に品種登録されています。(以上、抜粋)

 

 果肉はサジョウの粒がしっかりとしているが、パサパサした感じや硬さは無く、とてもみずみずしく、艶やか。

味わいは酸味が柔らかく、甘みもしっかりとあり、それでいて甘すぎずさっぱりとした感じでとても美味しく、

ブンタン特有の苦みもあまり感じられませんでした。

 

 紅まどかの熟期は1月中旬から2月となっており、収穫はその頃行われ、春頃まで出回る。

食べ頃は果皮が少ししなびた感じになってからです。

農家の皆さん・市場関係者の皆さん・小売業者の皆さん・コロナ禍に負けるな!!

 

   海の藍 ざぼんの緑 赤とんぼ/三好達治