この時期、国内産も頑張っています。

温暖な気候に恵まれ、日照時間が全国トップクラスの宮崎県で、日光をたっぷり浴びて育つ特産物。

「黒皮かぼちゃ」(別名「日向かぼち)黒く艶やかな皮が象徴する品種です。

 

1542年にポルトガルから持ち込まれのが、その始まりとされています。

日本かぼちゃの生産地は国内でも数えるほどまでに減少しています。地元に伝わる民謡にも登場するほど歴史ある伝統野菜の「黒皮かぼちゃ」も、宮崎県内で生産する農家はいまでは25人(2017年3月現在)のみとなっています。

 

西洋かぼちゃとは違った独特の食感と味わいから、京都を中心に日本料理の最高級食材として重宝されてきました。

「黒皮かぼちゃ」はさっぱりとした味わいで、粘質な果肉は煮物にしても煮崩れないほどです。(SHUN GATE編集部 参照)

一度是非、ご賞味ください。

 

我が南瓜 ひき臼程に なりにけり/高浜虚子