山芋の赤ちゃんの「零余子(むかご)」は、秋から冬への貴重な食材です。
「むかご」は、知る人ぞ知る秋から冬の珍味です。
長芋や自然薯といった山芋類の葉の付け根部分にできる球芽のことで、豆のような形をしています。
山芋の栽培過程において大量にできる副産物ですが、すべてを収穫するには非常に手間がかかることから、そのまま廃棄されてしまうことが多く、一般的なスーパーに出回ることはほとんどありません。
道の駅や農産物直売所などで限定的に販売されているため、その認知度は人によってばらつきがありますが、
独特の味わいで、実は隠れファンの多い食材です。一度「炊き込みご飯」をお勧めします。