「ニンニク」はとらえ方で、神聖視されたり、嫌われたりしました。

 古代ギリシャの歴史家ヘロドトス【前5世紀】によれば、ピラミッド建設に従事したエジプトの労働者が食べていたといわれています。

 日本では「古事記」にも掲載されています。寺での食用を禁止された大蒜(おおひる)の隠語として使われていたのが、 

 のちに通用名となりました。

 「ニンニク」に含まれるアリシンは栄養源になり、殺菌作用も強い一方で強烈な臭いを放ちます。